神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 読了

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 (GA文庫)

神曲奏界ポリフォニカ ダン・サリエルと白銀の虎 (GA文庫)

新進気鋭の音楽家にして、神曲楽士のダン・サリエル。世間でその才能は高く評価されているものの、性格はといえば、傲岸不遜で傍若無人、唯我独尊な俺様― である。そんな彼がある日、一柱の上級精霊コジと出会った。この精霊がいたく気にいったサリエルは、珍しく自ら契約を申し出たのだが、すげなく断られてしまうのだった。意固地になったサリエルは、なんとか彼と契約を結ぼうと計略するのだが…。表題作のサリエルと、コジ、アマディアの出会いを描いた『ダン・サリエルと白銀の虎』ほか、全4作品を収録。サリエルの華麗な名演をご堪能ください。

 絵の担当がカズアキですって。どうもStarry☆skyのイメージが強くて偏見を抱いてしまう・・・・・・いかんね。絵柄自体はけっこう好きなんだよ。ただ、口だけは苦手だなあ。もうちょい唇が短くてもいいんじゃないかのう。

 あざの耕平だけあって、つまらないはずがないと思って読んだのだけど、まさにその通り。つくづく期待を裏切らない作家。

 ジャンルは音楽コメディかな。ラブはそんなに入ってない。あ、でも少しだけシリアスもあるかな。ま、だいたいは軽く読めるお話。
 コジは初登場時はなかなかに威厳を感じたのに、どうしてこうなった・・・・・・といった感じ。こやつはもうダメかもしれんね。
 そして恐ろしいことに、あらすじがばけらのの世界。そういえば同じレーベルでしたね。