鍵開けキリエと封緘師 モラトリアム・ミッドサマー 読了

美しき《大統領》に封緘術を学ぶようになったキリエは、自問自答を繰り返していた。――なぜ自分はこんなにも「開けたい」んだ? そして訪れる来訪者たち。厳重に閉ざされたはずの歴史の扉が、開いていく……

 今回も可もなく不可もなく、な出来。
 今回はキリエが「どうして鍵を開けたいのか」と自信と将来に悩むお話。そりゃそうだよな、鍵が開けれてするおといえば空き巣・・・・・・。あとは鍵屋でも営みますか? って話だもんなあ。しかもキリエの住む村には鍵屋なんて必要ないし。よくよく考えれば若干詰んでるような・・・・・・。
 で、新キャラが投入されたけど、これからどう動いていくのか・・・・・・。つっても、次の巻で終わりらしいし、大統領の謎についても明かさないと作品としてもアレだし、こりゃフェードアウトコースかな? あの子はいつも頑張ってるよ的な描写で片付けられるとか。