僕は友達が少ない4 読了

僕は友達が少ない 4 (MF文庫J)

僕は友達が少ない 4 (MF文庫J)

夏休み明けに衝撃的な出来事があったものの、羽瀬川小鷹は相変わらず友達のいない学校生活を送っていた。一方隣人部では、夜空に触発されて他の部員たちまでイメチェンに挑戦したり、手つかずだった小鳩の夏休みの宿題をみんなで手伝ったり、BLアニメを鑑賞したりと、これまでどおりの残念で賑やかな日常が繰り広げられるのだった。しかし、一見前と変わらない様子の夜空が、たまに可愛い素振りを見せることが……。これはもしかして――デレ期? 一方星奈の父・天馬と小鷹の仲も深まったり――。大人気残念系青春ラブコメ第四弾、僕たちの熱く残念な季節は終わらない!


 いやー、こういうタイプの作品って、このあたりで飽きが来るから、そろそろ心配だったんだけど・・・・・・いや、杞憂だったよかった。
 常々思うんだけど、明確な目的が存在するストーリーの作品より、こういった着地点がはっきりしない作品のほうが書くのは難しいんじゃないかなー、と。だって、笑わせる話をこんな量産するのは絶対難しいでしょう!? いや、小説は書いたことないんだけど。
 とにかく、ある程度続いて失速しないのはすごい、と。そういうこと。

 夜空がだんだん可愛くなってきたぁッッ!
 しかし残念ながらフラグは肉との間に立てている小鷹。だがさらに残念なことに一番好感度が上なのは天馬さん。・・・・・・なぜだ。
 理科は相変わらず変態でした痴女でした。