僕は友達が少ない 読了

僕は友達が少ない (MF文庫J)

僕は友達が少ない (MF文庫J)

学校で浮いている羽瀬川小鷹は、ある時いつも不機嫌そうな美少女の三日月夜空が一人で楽しげに喋っているのを目撃する。「もしかして幽霊とか見える人?」「友達と話していただけだ。エア友達と!」「(駄目だこいつ…)」小鷹は夜空とどうすれば友達が出来るか話し合うのだが、夜空は無駄な行動力で友達作りを目指す残念な部まで作ってしまう。しかも何を間違ったか続々と残念な美少女達が入部してきて―。みんなでギャルゲーをやったりプールに行ったり演劇をやったり色々と迷走気味な彼らは本当に友達を作れるのか?アレげだけどやけに楽しい残念系青春ラブコメディ誕生。

 これを読むにあたって、まずは著者の過去作を読もう! と、例によって悪い癖を起こしていたら・・・・・・こんな時期に。うーん、買ったのは1月なんだけどなあ。とりあえず6巻発売前に読めてよかった。そろそろアニメ化発表とかが怖い時期ですし。
 しかし過去の作品を読んできたことにより、なんか最近話題だから〜みたいな理由で読むのではなく、これを書いてる人が好きだから読むんだよチミィんっふふふぅ! と、真っ当な理由ができたのです! どや!
 ま、元はこれを読もうとしていたわけだから言い訳に過ぎないんだけど。

 そんなことはさておいて。
 ラノベ部と同じく、気軽にサクサク読める。違うのはテーマ性かな? あっちはしっかりとしたテーマがあったんだけど、こっちはとにかく残念。その分だけこっちのが取っ付きやすいのかな。
 
 個人的には小鷹が一番おもしろいと思った。完全にアレじゃない分、タチが悪いといいますか、夜空もせもぽぬめもとい肉はアレだけど、徐々によくなってるし・・・・・・。さり気ないところで残念な小鷹がアレだと思います!