電波女と青春男SF(すこしふしぎ)版 読了

「地球は狙われている」 らしい。
 布団ぐーるぐる電波女・藤和エリオは俺にそう言った。心機一転、都会で夢の高校ライフを過ごそうとしていた俺の青春って、一体どーなんの…………って、あれ?
 これなんか、前にも一回説明した気がするな……。
 こほん。あー。どもども丹羽真です。仕切り直して。
 さて今回のお話は、叔母である藤和家に居候することになった俺が、高校二年から転校した都会の学校で、天然系健康少女やモデル系美人さんと出会い、そして我が
家には布団ぐーるぐるな電波女がいて、俺の青春どーなんの……ってやっぱり同じじゃん!
 SF(すこしふしぎ)版。その意味はこれを読めば明らかに……なるといいなぁ。

 1巻のリライト。表紙が似てるから、アニメから入った人は間違えちゃダメダメっすよーぅ。ちなみに、この巻の左に8巻を置くと・・・・・・。

 まず、星中との交流が続いている点、真が青春ポイントを言い出さない、というのが一番大きい違いかな。他にもちょこちょこ違いはあるんだけど、それは自分で読みましょうってことで。
 そして、オリジナルよりもエリオが嫌われている・・・・・・気がする。真にも被害が及んでるしね。
 あとは、ヤシロがいきなり登場してる。ヤシロに限ってはオリジナルのがより電波だよなぁ・・・・・・いや、オリジナルに「より」ってのも変だけど。
 で、8巻にいた「もう一組」ってのはこっち側の二人だったのね。いわゆる、パラレルワールドってやつですかね。

 これで電波女は終わりっぽいね。そしたら次回作が気になりますな。秋に何かあるらしいし、待ち遠しいものであります。