電波女と青春男8 読了
- 作者: 入間人間,ブリキ
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 文庫
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リトルスマキンが襲来した。
具体的には、ミニマムサイズの布団ぐーるぐるな存在が、俺と藤和エリオの前に現れた。
うん、この展開。本来だったら 「この地球外生命体みたいなやつの目的とは!?」 なんて気張るところなんだろうが、このリトルスマキンにそんな期待(?)をしても意味がなさそうだった。
しかし、俺はこいつと出会って思い知ったことがある。青春ポイントの低下要因であったはずの藤和エリオ。俺は彼女に、どれだけ依存していたかってことを。
今回のお話で、俺は宇宙人たちに終わりをコールする。うまくいくかはわからないけど、こうご期待! って気持ちで待ってて欲しい。
てな感じで、なんだかんだあっても。
俺たちは、相変わらず青い空を眺めて、遙か宇宙を目指すんだ。
だって、地球人だから。
以上。丹羽真でした。
か・んっ・け・つぅーっ!
アニメの放映が始まったけど、原作はこの通り終了。さてアニメから入った人のうちどのくらいがここまでたどり着くのやら。まずは一巻で篩いにかけられますからな。あのクセの強い文は結構な壁のはず。ま、みーまーほど高い壁じゃあないし、それなりに販促になるのかな。
話は何巻まで、そしてクロスオーバーはどうなるのかな。不要なとこは削るとか? さすがに1クールで8巻までは無謀だもんなぁ。とりあえずは、既読組として生暖かく見守る所存であります。
ぶっちゃけ適当な終わり方。謎も投げっぱだしね。でも、今回、エリオがリトルスマキンに「空は飛べない」と言い切るのがすごくいい。いわば過去の自分であるリトルスマキンに現実を突きつけるというのは、しっかりと現実に向き合うということだから。
この展開だけでもうね・・・・・・!
もうエリオは電波女じゃない、立派な“せーしゅんおんな”なんでしょうな。
にしてもオールスターな巻だったな・・・・・・最終巻だからおかしくはないんだけど。