ホーンテッド! 4 エンドレスラビリンス 読了

死んだ人間の約1割が、姿が見えて話もできる存在――ゴーストとして蘇る世界。嘘つき高校生・悠紀と幼なじみのゴースト・深春の通う高校は学園祭シーズンを迎えていた。深春の事故をきっかけに知り合った「正義の名探偵」志願の伊呂波先輩に、演劇部の手伝いを頼まれた悠紀は、深春とともに劇に出ることに。クラス委員長の一ノ瀬さんや史記、義妹のくおんやイリスなど、普通じゃないメンツも参加して練習が始まったが、その矢先、またも事件が……。犯人は? 事件の動機は? そもそも、急に出現しはじめた「ゴースト」とはいったい何か? 「ホーンテッドワールド」を舞台に繰り広げられる嘘つきラブコメ、謎が入り乱れるミステリー編!

 ついに打ち切り最終巻。
 どうやら今回はミステリらしいですよ? といってもあくまで風味だけど。ライトノベルで本格やってたら売れんでしょうし。それでも見取り図があるせいかおかげか、なんだかずいぶんとそれっぽい。
 肝心の中身はって? それは読んだ者だけが知れるのですよ。(こう書いておくとすごそうなイメージが! ふしぎ!!)

 目次を見るとなんだかすごい展開がありそうに思えたんだけど、そうでもなかった。残念。
 しかし後半数十ページで驚愕。ゴースト化についての秘密を暴露するという恐ろしい展開が待っていたんだぜ! でもまあ、分からずじまいで終わってしまうよりかはいいのかな? ・・・・・・うん、いいはず。

 これで完結なわけだけど、読んでていつも思ったのが、みーまーみたいだなあ、ってこと。やたらめったらに単語を並べ立てたり突然に狂い笑うとことか嘘つきまくりとか。
 でもこの著者にしろ入間人間にしろ、劣化西尾って言われているのを耳にするんだよね。ってことは、西尾維新がこういう感じってことなのかね。物語シリーズしか読んだことないからわからないんだけど。時間があれば読んでみようかな。・・・・・・といっても、時間なんてなさそうだし、値段高いわ中古でもやはり高いわ図書館言っても貸し出し中ばかりなんだよねぇ・・・・・・。

 とりあえず、次のシリーズも買ってあるし、そちらに期待しましょそうしましょ。