ホーンテッド! 2 コトコトクライシス 読了

死んだ人間の約1割が、姿が見えて話もできる存在―ゴーストとして蘇る時代。幼馴染みのゴースト・深春を恋人にもつ久遠悠紀は、カルト教団によるテロに巻き込まれたあとも、ごく普通の生活を送っていた。今回も、「ごく普通」の修学旅行で奈良・京都へでかけた悠紀。深春をはじめ、委員長の一ノ瀬さんやお馬鹿な紺藤、ロリ系美少女の吏架ちゃんなど、あまり普通でないクラスメートと班を組んだ悠紀だったが、見学の途中、紺藤に誘われてナンパに出かける。二人は着物姿の美女に声をかけるが…。古都を舞台に入り乱れる恋のお話(たぶん)。

 今回もいい外道っぷり。この巻だけで五人だけから告白されるってなんなんだよー。
 しかしそこはうまくいかない、1巻の後半で主人公が「自分は女だ」という展開があるのだけど、この巻で本当に女だという事が判明。ソースは挿絵。
 そしてレズ! さぁもう一度、主人公はレズ!

 にしても不謹慎極まりない内容。京都の寺社を所構わず爆破ってどういうことです? さりげなく金閣寺は三回目の被害とか言っちゃうし。金閣寺は不幸の星の下にあるっていうのかい。
 サブタイトルの「コトコトクライシス」は古都が危機って意味かな。
 文章は1巻よりもすっきりして読みやすくなった気がする。・・・・・・気がする。

 自分はバカではないと思う人はこの巻読むといいと思うよ!