タマラセ 鉄仮面はメロンパンを夢見る 読了
タマラセ 鉄仮面はメロンパンを夢見る (角川スニーカー文庫)
- 作者: 六塚光,日向悠二
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/09/30
- メディア: 文庫
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8月1日は平磐の隣町・沼渡田に隕石が落ちた日。11年前、その災厄で長兄を喪った三助は、夏月を伴って慰霊祭に出席する。そこで再会した伊勢谷景が告げたのは、魂裸醒が出せなくなっているという事実だった!まさにそんな時、戸有村の凶手が九里浜探偵局(仮)の前に立ち塞がる。しかも今回は夏月を裏切り者として処分するため!?武器を出せない三助たちに、夏月を守る術はあるか!?魂裸醒どもの武闘と謎解きは惨敗必死!?
ついに佳境のタマラセ四冊目。段々と残虐ファイト成分が濃くなってかなーり胃にもたれる物騒な雰囲気になってまいりました。
今回、久里浜・長坂成分は控えめの三助成分多め。四冊目にしてやっとメインかよ! って気がしないでもしませんが。
どう物騒なのよと思ったら、スマブラのキャラがGTAのノリで無双の動きをする、みたいな想像をしてくれればわかりやすいかと。日本にあるまじき物騒さなんです。
さて、本編はあと一冊で完結だとか。次は短篇集みたい。
完結が迫ってきたということで、一巻からの謎も段々と明らかになり、一連の真相も見えて、さあ敵の本拠地へ! みたいな流れ。
とはいえ、また一悶着ありそうな引きだったんだけど。みんな大好きなアイツが帰ってきたんだぜ!