電波女と青春男6 読了

電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)

電波女と青春男〈6〉 (電撃文庫)

どもども丹羽真です。
 えー、俺は今、青春ポイントが浮遊しまくる魅惑のボーナスステージに立っているのだった……! そう。本日は我が母校の文化祭なのである。
 今年は 『引力』 をテーマとしているらしく、生徒も一般入場者も、全員その小指にはカラフルな糸がぷらぷら結ばれている。なんでも、同じ種類の糸を巻いている人を発見して結び合えば、『運命という引力で引き寄せられた者』 同士ということで、めでたく文化祭のメインイベントである体育館ライブコンサートにアリーナ席で参加出来るらしい。さて。俺はその 『引力』 とやらでどんな相手を引き寄せるんだろうねぇ。
 ふと気づけば、見慣れた水色の粒子があたりをキラキラ散乱していた。
 この晴れ舞台で、ついにエリオは 「せーしゅん女」 になる。

 ぐげげー、定番の文化祭のお話だぜー。
 まあ、この作品にしてはとってもまともな話かな。某変態キャップルとカップルババヌキしたり、何の因果か、しがないおっさんと引力で運命が引き合っちゃったりさ。どこも変わったことはないよHAHAHA!
 っていうか奴らと同じ学校だったのかよ! とか思いながら表紙を確認した同じ制服だったぜうわーお。
 
 今回はいつもに増してクロスオーバーが多かった印象。4巻は短編集だからって抜かして読んでたら痛い目見るしな。というかエリオットはもうこっちのキャラと化して・・・・・・いや、もともとこっちのキャラか。どうも花咲太郎シリーズでは当然のように出てきてるからついつい・・・・・・。とにかく、今回事前に花咲太郎読んどくといいよーって話。

 そういえば今回、「引力ロマンチスト」って曲が出てくるんだけど、ボーカロイドの曲にありそうだよね。・
 ・・・・・・あ、ありませんでした・・・・・・。

おお、そういえばアニメではこの話どうするんだろ? なんか4巻の内容すっ飛ばしてしらっとやりそうなんだけど! いきなりあの4人出てきたら原作未読の人は軽くポカーンだよな・・・・・・いや、原作読んだ人は得しますよ的? でもこれじゃ得するんじゃなくて最大限楽しめる、だし・・・・・・うぅーむ。