涼宮ハルヒの分裂 読了

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)

桜の花咲く季節を迎え、涼宮ハルヒ率いるSOS団の面々が無事に進級を果たしたのは慶賀に堪えないと言えなくもない。だが爽やかなはずのこの時期に、なんで俺はこんな面子に囲まれてるんだろうな。顔なじみのひとりはいいとして、以前に遭遇した誘拐少女と敵意丸出しの未来野郎、そして正体不明の謎女。そいつらが突きつけてきた無理難題は、まあ要するに俺をのっぴきならない状況に追い込むものだったのさ。

 ついに当ブログでもハルヒの記事ですよ奥さん!
 ・・・・・・いや、再読なんですけどね。
 ようやく5月に「驚愕」が出ると! ラノベ読みとしては読んでおくところだろうし、そうでなくても自分が初めて読んだラノベなので、やっぱり読んでおきたいんですよね。
 しかぁーし! この「分裂」を読んだのもよく考えれば3年前、内容もほとんど忘れちゃってるというこの状況で「驚愕」を読んでいいのか、百歩譲って読んだとして楽しめるのか! 3年待った(実は待ってたつもりはない)甲斐はあるのか!
 そんなわけで読んだわけですな。

 で、今さら内容に触れる必要があるかといったら、あまりないだろうなって。前後編だし。
 でも再読して、またあの有名な一節(といっていいのかは微妙なんだけど)を噛みしめられたのは良かった(笑)
 

――『涼宮ハルヒの驚愕』つづく

 思わず笑っちゃったよこれ。いや、ファンのとっちゃ笑い事じゃなかったんだろうけども。
 あとアレだね、あとがきなかったんだね、この巻。前後編なんだから別におかしくはないけど。でもこの時点で著者近況はずいぶんとキてたんだなあ。