火目の巫女 巻ノ三 読了

火目の巫女〈巻ノ3〉 (電撃文庫)

火目の巫女〈巻ノ3〉 (電撃文庫)

都に起こる異変の原因を突き止めるべく調査を開始した伊月と豊日。
御明かしたちの身体に起こる異変、忌み字を冠する火護<し>組の新設、秘められた豊日の過去。
刻々と変化する事態に伊月はどう立ち向かう!?
“化生” と呼ばれる魔物と戦う巫女たちの物語。

 伊月にイライラしながらも無事三冊読破! 「でも・・・・・・」の印象がすげえ強い。色々手を出そうとして結局何にもできないんじゃ意味ないんだぜ!
 っていうか、ページの割りに値段すごいなこの巻・・・・・・。売れてなかったんかのう。
 というかこの作品、銀賞なんですよね。確か銀賞って、荒削りだけど面白いって作品が獲るんだったような・・・・・・。でもこれ、とてもじゃないけど売れる気がしない・・・・・・んだよなあ。まず舞台設定からしてなぁ。平安時代オーラに溢れてるなんの。しかも全体的に重いストーリー、萌え描写おいしいの状態ときた。過渡期だったんですかねえ。ま、これがなかったら『さよならピアノソナタ』も『神様のメモ帳』もなかったと考えれば、とても「重要な作品なんだろうなあ。
 ちなみに同期の『狼と香辛料』は売れたんだよな。うぅーん。でも、杉井光にも風吹いてきてるよね! 神メモのアニメ化決まったみたいだし! メル絵再現は諦められるとして、内容だよなあ。コミカライズではいきなり2巻から始めてたし・・・・・・。それに1巻から始めるにしても、ドラッグ使用してるし、知らずとはいえども栽培しちゃってるし、屋上からI can flyもあるもんなあ・・・・・・。とにかく、変な改変とかは嫌だなあ。


 ・・・・・・あ、全く本編に触れてねえ。ま、よかんべ。