羽月莉音の帝国2 読了
- 作者: 至道流星,二ノ膳
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2010/04/20
- メディア: 文庫
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俺たちの部費は420億円にまで増えていた。16歳の羽月巳継(=俺)は世界最年少で上場企業の社長となったのだ。何を言っているのかわからねーと思うが…俺だってこんな肩書きに実感ないんだよ!記者会見を乗り切り、やっと手にした1週間の休暇。のはずが、俺たち革命部はアメリカで軍事訓練をするハメに!?革命するには戦争に勝たねばならない、とは聞いていたが…その発想はなかった。そして帰国後、間もなく沙織に訪れるピンチ!どうしてこう、次から次へと!史上最大最速にしてもっとも危険な部活動、第2幕。
クッ・・・・・・! 3巻も買っておくべき、いや、既刊を揃えて一気読みするべきだった・・・・・・!
そんくらい面白い。
1巻は少し冗長というか、起伏が乏しい気がしたんだけど、今回はずいぶんと詰まった内容でしかも展開もスピーディなんで、読み出すと止まらないったらありゃしない。しかも今後はもっとすごいらしい。1巻読んで気に入ったら即揃えるべきですな、こりゃ。
今回は約一名、邪鬼眼発動しちゃってる人がいるけど、そこは暖かくスルー。・・・・・・でいいんだよね? まさか伏線ですか?(笑)
にしても、革命部はハイスペ集団だなオイ! 莉音はコネや戦闘力はもちろん、次から次へと策を用意するし、巳継は莉音ほどではないものの、ヤーさんとタイマン張れちゃうし、度胸MAX、柚先輩は鬼プログラミング、恒太は文字通りの天才、超絶バカで・・・・・・計算ずくのバカだったりするのか・・・・・・? そしておりおりはきゃわいい!!
なんて集団なんだ革命部。もはや学校はほとんど関係なくなってきている革命部。なんなんだオマエラ。
ちなみに、2巻終了時点で、部費8050億の借金2000億。ゲェーッ!