扉の外II 読了

扉の外〈2〉 (電撃文庫)

扉の外〈2〉 (電撃文庫)

修学旅行に行くはずだった高橋進一が目を覚ました時、そこは密室で、しかもクラス全員が同じ場所に閉じこめられていた。 詳しい説明のないまま “ゲーム” が始まり、進一のクラスは訳がわからないままその “ゲーム” に敗北してしまう……。
配給を絶たれ、無気力に日々をすごすだけだった進一たちだったが、転機が訪れる。 新しいエリアが発見され、そして次なる “ゲーム” が始まったのだ。 だが今度の “ゲーム” はさらなる過酷な対立を生むモノだった……!
この “ゲーム” ははたして誰のモノなのか?

 最高だよこれ。手放しで褒めまくっちゃう。
 今回は8組の生徒+前回登場した愛美と蒼井、そして6組の黒川を中心に展開していくというもの。個人的には前回よりパワーアップしてると思った。あ、でもラストはもっと容赦なくエグくてもよかったかも。
 終盤の、アイテム欄が提示されるところは痺れた。こりゃたまらん。

 どうやらこの作者の作品はこういう系統らしい・・・・・・ということは、揃えるしかないなこりゃ。ギスギスして息が詰まるような作品は大好物ですしね。