殺戮にいたる病 読了

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

殺戮にいたる病 (講談社文庫)

永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。

 いやあ、最初は合わないかなと思って、ついに★一つ・・・・・・! ってな雰囲気だったんだけど、最後で呆然とさせられたんで二つ追加で最終的には☆☆☆ということになりました。ひだまりだぜ! ・・・・・・すんません。

 さて、この作品、なかなかに人を選びますねえ。一応は最後まで読めたけど、なるべく早いとこ手放したい気分。・・・・・・そういえばホラーって書いてあったけどあまりこわくなかったなあ。

 っていうか、解説でさり気なく『十角館の殺人』のネタバレされた? そうじゃないとしても下手に調べてネタバレ食らうのも悲しいし、難儀なもんです。


 そうそう、ページビューが1万を超しました。1万という数字は、自分で虚しくリロードしてもとても到達できる数字ではなく、そんな数までたどり着けたのは、ひとえに見てくださる方々のおかげ。ダンケダンケ。