砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない 読了

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない―A Lollypop or A Bullet

大人になんてなりたくなかった。傲慢で、自分勝手な理屈を振りかざして、くだらない言い訳を繰り返す。そして、見え透いた安い論理で子供を丸め込もうとする。でも、早く大人になりたかった。自分はあまりにも弱く、みじめで戦う手段を持たなかった。このままでは、この小さな町で息が詰まって死んでしまうと分かっていた。実弾が、欲しかった。どこにも、行く場所がなく、そしてどこかへ逃げたいと思っていた。そんな13歳の二人の少女が出会った。山田なぎさ―片田舎に暮らし、早く卒業し、社会に出たいと思っているリアリスト。海野藻屑―自分のことを人魚だと言い張る少し不思議な転校生の女の子。二人は言葉を交わして、ともに同じ空気を吸い、思いをはせる。全ては生きるために、生き残っていくために―。これは、そんな二人の小さな小さな物語。渾身の青春暗黒ミステリー。

うむー。読んでおかないと、と以前から思っていたのを機会があったから読みました。ん? そういや先週も土、日も更新して一週間空けたんだよなあ・・・ まあいいか。
や、あっという間に読み終わっちゃった。短いのもあるし読みやすかったもんでね。この作品は初めに結末が明かされてるんで、その結末までを描いている・・・・・・って、最近はこういうのばっかだなあ! つっても狙って読んでるわけではなくて偶然なのですが。

確かに面白かったとは思ったけど、言われているほどじゃあなかったような気がしないでもない。★は正直だけどね! 評価に対してってわけで、普通に面白いですよ!
あ、読んだのは単行本のほうなのでラノベタグは付けませんでした!