マルドゥック・ヴェロシティ1 読了

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

マルドゥック・ヴェロシティ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

戦地において友軍への誤爆という罪を犯した男―ディムズデイル=ボイルド。肉体改造のため軍研究所に収容された彼は、約束の地への墜落のビジョンに苛まれていた。そんなボイルドを救済したのは、知能を持つ万能兵器にして、無垢の良心たるネズミ・ウフコックだった。だが、やがて戦争は終結、彼らを“廃棄”するための部隊が研究所に迫っていた…『マルドゥック・スクランブル』以前を描く、虚無と良心の訣別の物語。

いやあ、参った参った。気付けば前回の更新から一週間。やはりゲームの攻略と読むのを同時進行は辛い。
更に今回は、クランチ文体に慣れようと『ホワイト・ジャズ』を読んだのですが・・・!ですが・・・あまり興味の湧かない内容だったために200ページでギブアップ。いやまあ、目的は達成できてたんでいいんですが。100円だったし。

ホワイト・ジャズ (文春文庫)

ホワイト・ジャズ (文春文庫)

さて内容。
内容は『マルドゥック・スクランブル』の過去の話。
ということは、この物語がバッドエンドであることは既にわかっていると。そういうわけなのでボイルドとウフコックが良い関係をもっていることがなんとも言えない気分。ううん、少し悲しいかな。
話そのものはまだ導入。ラストで加速かな。
にしても、この文体のせいもあってか、情報量がすごい。文量はそこまで多いというわけじゃないのに結構時間をとった。
あ、スクランブルよりも変態度・バイオレンス度は格段に上なのでそういうのが苦手な方は注意が必要かも。



ボイルドがウフコックと会話したカフェはバロットがウフコックと会話したカフェと同じなのかな?