ブライトライツ・ホーリーランド 読了

ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫)

ブライトライツ・ホーリーランド (電撃文庫)

西暦2000年−−すべての世紀末を押しのけて、あの<ケイオス・ヘキサ>の混沌が還ってくる……! 積層都市<ケイオス・ヘキサ>の北東に<百手巨人>が出現。帰依に失敗した機甲折伏隊は壊滅。事態を重くみた市政当局は<アザナエル>の投入及び、『プロジェクト・トリニティ』の始動を決定した。その要となる、最凶最商品内容悪の悪霊スレイマンは、現在、精神拘束を掛け、黒革のコート、黒いブーツ、黒い制帽の正面に、目をかたどった徽章、右前腕部に細身の黒い呪力増幅杖を固定されあの“ブラックロッド”として稼働していたが……。『ブラックロッド』三部作、堂々の完結!!


どうやら完結のご様子。
なんだけど・・・うぅん、どうも釈然としない終わり方。東に向かえば結末がわかるのかな・・・?
そんで、今回読んでて思ったのは、前巻以上にダーティ。そんでもってエログロしてるなー、と。血はもちろんのこと頭も内臓も飛ぶわ飛ぶわ。
いやホントホント。読んでて何度も「これって電撃文庫だよね?」と背表紙を見ちまったい。古い作品を読むことがあまりないからそう思うだけで、実は他のものもそうなのかもしれないけど。

ま、いっか。
ブラックロッド三部作を読んできたわけだけど、相変わらず言葉のセンスがいい!かっこいい!寡作なのが惜しいなあ・・・!
そんで一番印象に残ってるのがロング・ファング。なんだかんだいって、しょっちゅう出てきたような気が。登場回数も多くてその度暴れるんだからそりゃ印象に残るのも当然っちゃ当然なんだろうけどおおおおううう。


あああ、最近なんだか濃いのばっか読んで精神が疲れて気がしないでもないので、そろそろ頭カラッポにして読めるものを読みたいなあ!