イリヤの空、UFOの夏 その4 感想

夏は終わり、シリーズは完結する……!

伊里野と一緒に逃げ出した浅羽。 二人の前にはかすかな幸せとその幸せを圧倒する様々な困難が待ち受ける。
次第に破壊されていく伊里野を連れ、疲弊した浅羽が最後にたどり着いた場所は……!
逃避行の顛末を描いた『夏休みふたたび前・後編』と『最後の道』。

榎本によって明かされる様々な謎。 伊里野は浅羽の目の前から姿を消し、そしてその償いのように平穏な日々が戻ってきた……かに見えた。 だが……! 最終話『南の島』。

そして文庫書き下ろしのエピローグを加えて、ついに伊里野と浅羽の夏が終わる……。

夏が終わります。
長かったなああああああああ!
浅羽と伊里野はともかく、読むほうまでボロボロでした。
3巻中盤以降からは先が気になって気になってしかたなくて一気に読んだ。正確に言えば内容に引っ張られて、読み終わさないと開放されないような気になった。文章が上手いって恐ろしい・・・!
間違いなく良い作品だけど、少なくともしばらくはもう読みたくない。それくらい詰まった作品。

ラストがちょっと自分は納得できないとも思ったけど・・・それはそれでいいか。

それよりも!レイプシーンが!うっうぅ・・・
いや、あること自体は知っていたんだけど、実行した人物がなあ・・・その人物についてはそこで終わりだったのがなんとも・・・

とにかく、色んな意味で読んでよかったかも。