嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん7 死後の影響は生前 感想

さようなら、嘘つきさん。こんにちは、『物騙り』役の私。

突然ごめんあさーせ。
嘘つきさんが舞台から退場して、どれくらい経ったかしら。私、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命されたものですの。何で私なのかしら。認めたくないのだけど、きっとあの嘘つきさんとよく似ているからでしょうね。
では些か僭越なのだけれど、これから我が平和な町で起こった愉快な殺人事件をご紹介するわ。
……あら、自己紹介がまだだったかしら。
私の名前は大江湯女。
騙り部であり、誰よりも自らを知るアンノウンな十八歳であーる……嘘だけど。うーん、私にはまだまだ使いこなせないわね、これ。



どうもどうも。カーサさんが忙しいので代役として影武者が登板です。嘘だけど。
さて、衝撃のあとがきで幕を引いた6巻でしたが、ちゃんと続巻出てます。
うぬぬ、今回はあらすじにあるとおり、湯女が騙り手で物語が展開。
しかしこの湯女視点での地の文、元からみーまーは読みにくいけどその中でも屈指の読みにくさ。正に一見様お断り!
・・・ここから読み始める人もどうかとは思うけど。そりゃ断られて当然だわな。

さて、まずはネタばらしばらららるんらららっし!
6巻の海老原香奈恵の話は伏線。
うっし、次いこ次ぃ!
え?みーくんとまーちゃんはどうなったかって?読めばいいじゃありませんかハハハ。

はい、今回の口絵には、柱に縛り付けられてる久屋白太・マッキー持って憂い顔の野並絵梨菜・イヤホンつけて若干ゴシック風味な吹上有香・金髪をカチューシャで持ち上げた今池利基の四人がおわします。
今回の事件はこの四人で完結しちゃいました。解決の仕方がなかなかに後味は悪かったかな。

ていうか後ろ二人は何もせず×××××になるという。
特に吹上有香なんか喋ってすらいないww
絵で見るといいカンジだったから×××ほしくなかったんだけどなー。
あ、ちなみにサイン会で入間さんに「柚々殺さないでくだいよ〜」と言った人がいて、「左さんに言ってください」「入間さんに言ってください」返されたとかなんとか。

うむ、こんなもんかな。