5656!Knight's Strange Night 感想

戌VS狗、再び! 渾身の越佐大橋シリーズ短編集、登場!

血塗れの鉄パイプを持った少女が、眠たげな瞳を揺らめかせ──ただ、語る。
「島、今日も銃声が響いてる。いつもどおり。人、死ぬ。いつもどおり。犬と犬、戌井と狗木さん、殺し合う。いつもどおり。東区画のボス、変態。いつもどおり。昼寝仲間の殺人鬼、東区画の猫と刀使い、麗鳳兄さん、探偵の可愛くない弟、みんな、恋に不器用。いつもどおり。島、酷く混乱してる。……いつもどおり。
結局、いつもどおり。島、今日もいつもどおり。ただそれだけ。だから私、いつもどおり、可愛い子、たくさん抱きしめる。ギュウ。暖かい。ぽかぽか。……眠い。寝るぅ。むにゅ……Zzz……」

久しぶりの更新となりました、今回は越佐大橋シリーズの短編集です。
ぶっちゃけ、これが一番おもしろ・・・ゲフンゲフン

さて、短編集ということになってはいますが、続きモノとなっているものもあるので、いささか短編集とも言いがたい不思議な構成の本書、いつも通り大量にキャラが出てくるのでご安心ください!(何がだ)
簡単に書き出しますと、戌井VS狗木のお話、リーレイが寄ってくる輩を屠り日記を書くお話。潤が戌井にチェーンソーパワーを見せつけるお話。

・・・こうして書き出すと、変な話ですねえ。自分はこれが好きなんですけどもww
あ、個人的に好きな話は潤のお話。これも中心人物がではなく周りのキャラがメインを霞ませるほどに目立つこと・・・あ、それはいつものことか。

ところでこの短編集、まだ出るようです。出るとしたら来年でしょうかね・・・?あとがきから察するにですが。
さて、しばらく続いた、「真夏の成田良悟祭り」はいったんここまでとして、(なんじゃそりゃ)次回からは「秋の入間人間祭り」を開催いたします!

そんなわけで、今回はこの辺で!