死図眼のイタカ 感想

どうも、飛ばしております、カーサです！

死図眼のイタカ (一迅社文庫)

電撃文庫が続いてましたが今回は一迅社文庫です！
と、いっても読んだのは自分も今回が初めてです。

ところでこの作品、裏表紙に「伝奇」と書いてありました。実は伝奇は今までほとんど読んでこなかったので、恐らくこれが自分にとっての初伝記となります。

まー随分と人が死んでいきましたが、伝奇というのはこういうものなのでしょうか・・・？

それとこの作品、今のとこ単巻です。伏線がいくつか残っているようなのですが・・・どうやら調べてみたところ、次巻の刊行はなさそう。
うーん・・・最初の幼女のシーンは何だったのか、そして結局「GOOs」とは何なのか。
この辺がいまいち片付いてないので確かに面白かったのですが気持ちはもやもやと霧に包まれた状態です。

それと、杉井さんの作品ですが・・・終始、鬱蒼とした空気で進んでいきます。表面的な"グロ"もありますが、しきたりに縛られている主人公及びその一家がある状況のほうに"グロ"を感じました。
ピアノソナタや神メモのようなものを期待して読むのはオススメできません・・・。
冒頭のシーンは自分は面食らいましたｗ
内容に反して、とても読みやすい文章なのでちょこっと読みたいときはいいかもしれませんよ！

こんなところでしょうか・・・！