東京レイヴンズ４ GIRL RETURN＆days in nestＩ 読了

東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest I (富士見ファンタジア文庫)

土御門夏目―芯が強くて楚々とした、春虎自慢の幼なじみ。…の、はずだった。半年前までは。しかし現在。「このバカ虎!」。半年ぶりに再会した幼なじみは、陰陽塾きっての秀才で口が悪くて素直じゃなくて、とある理由で男装女子になっていた!?そして、その男装女子に日々振り回されている、日本一ツイていない少年、土御門春虎。「夏目君とデキてる…ホモなんでしょ?」「いや実は幼女好きだって」。クラスメイト曰く『ホモだと思ったらロリコンだった』。心ない噂と運の悪さに苦しむ春虎。しかも二年になった二人を襲ったのは、あの夏の日の「嵐」!大騒動の学園生活を経て波乱の新学期がいま始まる。

　長編＋短編という構成。で、７月発売の５巻が短編＋長編という、変わった前後編のようで。早く読みたいぜ５巻！　BBBは一気読みしたから味わえなかった焦燥感が、ついにいま･･････！　うああ、早く、早く７月ぅぅぅぅぅっぅ！！！

　もうさ、夏目さんはヒロイン降板でいいんじゃない？　バカ虎とか言える立場じゃないしキャラ崩壊もひどいし鈴鹿と京子に勝てる要素が見つからないよ･･････。というか、歩く局所(不)自然災害だし。
　そして反対に冬児からはヒロイン臭がすごいすごい。マジで夏目さんは今後の身の振り方が大切だと思います！
　･･････で、天馬くんの活躍はいったいいつになるのやら。鈴鹿もメインキャラの座につきそうだし、そろそろなんとかしないと自然消滅とかしちゃいそうでちょっと不安。
　そして短編のキレがすごい。銀ポリでの壊れっぷりも相当だったけどそれ以上。BBBはキャラの性質上振り切りきれなかったのもあるのだろうけど、それを加味してもレイヴンズの振り切り方はすごい。やはり学生だといろいろやりすいのかな。

　とにもかくにも５巻が待ちきれない。