円環少女(1)バベル再臨 読了

円環少女 (角川スニーカー文庫)

円環少女 (角川スニーカー文庫)

幾千もの魔法世界から「地獄」と呼ばれ最も忌み嫌われた場所―地球。なぜなら、本来自然なはずの魔法現象を消滅させてしまう恐るべき力を、人類だけが持っているからだった。元の世界で犯した罪のため「地獄」に堕とされた一人の少女魔導師・鴉木メイゼル。彼女の受けた刑罰は、「地獄」で敵対魔導師100人を倒すこと―。「円環大系」の使い手が、誰も成し得たことの無い過酷な運命に立ち向かう!灼熱のウィザーズバトル開幕。

 なんじゃこりゃって作品。
 まずね、とにかく読みにくいったらありゃしない。比喩がいちいち中二ここに極まれり状態なのに加え1巻目というのもあってか説明の嵐、しかもずいぶんと作りこまれた設定。そんなわけで思うように読み進めなくて、思わず「なんでこんなに集中できないんだろう」と自分に非があるのではと疑いながら読んだ。読了後にネットを見たらやはり読みにくいという感想は満場一致のようで一安心。
 でも困ったことにおもしろいんだよなあ。悔しいぜ・・・・・・!

 小学生の女の子がこわーい人を魔法で蹴散らしてドSっぷりを爆発させるというお話。これにときめいたなら今すぐ読んだほうがいいすよ。いやマジでマジで。