Le;0 -灰とリヴァイアサン- 読了

Le;O-灰とリヴァイアサン- (一迅社文庫)

Le;O-灰とリヴァイアサン- (一迅社文庫)

地殻変動によってバラバラの島々となり、リヴァイアサンと総称される大海獣に脅かされるようになった日本。リヴァイアサンに対抗できる存在は、ヴァンパイアと、サイクラーと呼ばれるそのパートナーのみ。そんな島々の一つ・大蒜島に流れ着き、島をリヴァイアサンから守ることになったヴァンパイアの姫乃とサイクラーの顕九郎。二人の活躍で島は平穏へと向かうかと思われたが、顕九郎の過去を知る存在がその魔手を伸ばしてきたことから、島へ最大の危機が訪れることに…。六塚光がおくる、渚で繰り広げられる一大アクション、開幕です。

 ここにきて吸血鬼モノとな。
 ライトノベルでいうと、まずはBBBが一番に頭に浮かびますな、やっぱり。で、ヘンテコ枠でヴぁんぷ!、そしてそしてこの作品は・・・・・・そう、トンチキ枠だね。
 いくらヘンテコなヴぁんぷ!でも日光に耐性がある吸血鬼は存在こそすれど日の光が苦手な吸血鬼は存在した。
 だのに!
 やはり六塚は六塚。やけに美少女が多いと思ったらみんな吸血鬼、しかも灰になることを恐れずに日光の下、海獣と闘うという太陽ギラギラ砂浜残虐ファイトが目の前に広がっていた・・・・・・! 更には日光への耐性を身につけるとかも言ってるしな。口絵で安心なんてできなかった。
 しかも姫乃無双だし。そして無双状態になる条件が、「身体に埋め込んだ銀の十字架を抜き出すこと」だもんなあ。まさかそんなの予想できねえよ。
 あ、いつかのセンカの例のように、帯がスカートの下の白いものを隠す仕様になってるけど、パンチラじゃないよ!