あかね色シンフォニア 読了

あかね色シンフォニア (一迅社文庫 み 3-3)

あかね色シンフォニア (一迅社文庫 み 3-3)

高校では音楽に関係する部活に入りたいと思ってはいるけれど、楽器経験が何にもないので、具体的なビジョンの特にない茜根(あかね)そな。
しかし、電子音楽研究部――通称DTM部の部長・女郎花祭子(おみなえし・まつりこ)と出会ったことで、DTM(デスクトップミュージック)の世界に足を踏み入れることに。
「楽器が弾けなくても、音楽は創れる!」
DTMに"打ち込む"少女たちの、音楽部活動コメディ!

 例によってこの作品のテーマも音楽。前作よりも若干読みやすくなり、雰囲気もかなりラノベっぽくなったなあああ。
 で、こっちにはちょこちょこ百合描写入ってる。百合が嫌な人は避けるヨロシ。
 今回は音楽は音楽でも、DTMがメインですね。前よりVOCALOIDに近づきました。作中でもそういうネタが飛んできます。茜根そな→茜音ソナみたいにね。更に終盤では前作を彷彿とさせるネタもありました。心にくい演出でありますな。
 
 にしても・・・・・・約一名、ほとんど出番がないキャラが・・・・・・。口絵にもいるというのに! これじゃ軽音部の部長と交換だったほうが良かったんじゃ。
 ハッ!? まさか、次の巻もでる予定だったとか? でも、一迅社だし、出てずいぶん経ってるし望みは薄いかなぁ・・・・・・。