とある魔術の禁書目録22 感想

少女を守りたい、三人の少年の想いは届くのか……!! 科学と魔術の物語、ついに決着!

 ローマ正教の暗部『神の右席』最後の一人、右方のフィアンマ。彼の企てる『計画』が、ついに発動する。
 第三次世界大戦下のロシア上空に浮遊した巨大要塞『ベツレヘムの星』。
 十字教信者だけでなく、全世界の人間を「救う」と言われるそれは、しかし人類史上でも未曾有の大災害が発生することを意味していた。フィアンマが『浄化』と呼ぶその謀略が蠢く中、三人の少年は自らの想いを胸に戦い続ける。
 浜面仕上は、滝壺理后(たきつぼりこう)の治療を終え、クレムリン・レポートを未然に防ごうと動いた直後、宿敵・麦野沈利と相まみえた。
 一方通行(アクセラレータ)は、大天使ミーシャをかろうじて退け、ついに打ち止め(ラストオーダー)を救う『とある解法』に行き当たる。しかしそれはまさに禁断の一手だった。
 そして上条当麻は、『ベツレヘムの星』計画を食い止めるため、インデックスを解き放つため、単身フィアンマに挑む……! 


いやー、ついにロシア編完結。そして同時に神の右席編にも一段落ついたようで。

うん、

ま だ ま だ 完 結 は 遠 そ う

ですねえ。
上条さんフィアンマをぶっ倒したのはいいものの、なんと××は生死不明、更には新たな敵さんも登場ですよ。
まあいつもの展開って言っちゃえばそれまでなんですが……
しかしあとがきによると次は『救った後』の世界だそうで…
ふうむ、どうなるんでしょうかねえ。
とにかく続きが気になるもんです。次巻は、1月の予定にはないので最速でも2月ということに。つっても、来月はへヴィーオブジェクトが出るんでちっとも遅いとかはないんですな。…むしろ速いですね、超電磁砲の原作と現在放送中の二期も特典もあるわけですし。

さてさて、実はこの巻で一番印象に残ったのはなんと浜面。
なんとあの麦野と和解。いやホント。なんかかなりいい雰囲気ですよ。あ、そういう意味ではなくて。ちゃんと滝壺がいますから!

あ、もちろん一方通行も活躍してました。
一皮剥けた…いや、一羽抜けたと言ったほうが合うかな。御なじみの黒い翼が白く!
ぐへぁー!



ううむ、禁書の人気は一体いつまで続くのか…